兵庫県は淡路市のお客様より、西国三十三ヶ所の表装をご依頼いただきました。私の肌感覚ですが、淡路島は真言宗の方が多いように感じます。掛軸のご販売でも「十三仏」という掛軸をよくお買い上げいただくのですが、この辺りのお話はまた後日・・・。
さて、今回お客様がお選びになられた裂地は「水雲に宝輪」が織り込まれた真言宗専用の裂地。やはり宗派紋の裂地は信仰の証として、また巡礼の旅の思い出として人気があります。
西国三十三ヶ所巡礼と青岸渡寺
話は変わりますが、このブログを書いているのは2025年3月下旬。三寒四温の日々が続き、少しずつ春の訪れを感じるようになりました。興味深いのは、暖かくなると皆さん旅行に行かれるようですね。春の訪れとともに巡礼用品のご注文が増えてきました。
西国三十三ヶ所は清水寺などの名所も多く、旅行がてら訪れるのも良いかもしれません。今回は、その西国三十三ヶ所の第一番札所「那智山青岸渡寺」をご紹介します。
「那智山青岸渡寺」は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されています。道中、また境内からも見ることができる「那智の滝」も有名ですね。また、「那智黒」として知られる飴も特産品として人気です。
青岸渡寺は天台宗の寺院で、ご本尊は如意輪観世音菩薩。京阪神からは250km以上の距離があり、なかなか遠いですが、それでも多くの参拝者が訪れる名刹です。
私の巡礼体験
ここからは余談ですが、これでもだいぶ楽になった方です。私が初めてお参りに行ったのが二十歳の時。夜中に大阪を出発し、早朝5時過ぎに青岸渡寺に着き、2番紀三井寺、3番粉河寺を回って帰ってくるのがやっとでした。(現在の納経時間は7:30からと変わっていますのでご注意ください)
今は道が整備されていますので、4番施福寺まで回ることも可能です。(体力があれば……ですが)
どうぞ皆様、春の訪れを感じるこの季節、西国三十三ヶ所巡礼の旅に出かけてみてはいかがでしょうか?
西国表装ならサンコー商事
西国三十三ヶ所や四国八十八ヶ所など霊場巡りの表装は、サンコー商事にお任せください。熟練の職人による手打ち表具が自慢です。全国津々浦々対応可能です!
▶ サンコー商事の表装ページはこちら https://www.sanko-shoji.net/hyoso.html
お問い合わせ
サンコー商事へのお問い合わせは以下の方法でどうぞ。
📞 TEL:06-6336-5666(平日9:00〜17:30) 💬 公式LINE(お友達募集中!)

淡路市・洲本市のJA組合員の方へ
淡路市・洲本市にお住まいのJA組合員の方は、最寄りのJA淡路日の出でも相談受付が可能です。お気軽にご相談ください。
<相談受付>
- 霊場巡りの表装・額装・屏風仕立て
- 掛軸や額など美術品の修理修復
- 日本刀や槍など刀剣類の研ぎと加工
- 仏壇仏具の販売・修理・クリーニング・リフォーム
- 掛軸や絵画の販売
- 印鑑
- 表札
- 肖像画製作
JA淡路日の出の連絡先はこちら
春の巡礼シーズン、皆様の旅が素晴らしいものになりますように。巡拝用品や表装のご相談は、サンコー商事までお気軽にどうぞ!