修復事例

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日蓮曼荼羅の修復事例(井桁に橘の裂地)|南あわじ市(兵庫県)

兵庫県は南あわじ市のお客様より「日蓮曼荼羅」の掛け軸修復をご用命頂きました。お客様がお選びになられた裂地は「井桁に橘」。日蓮宗の宗紋が織り込まれた特別な裂地です。日蓮宗の宗派紋と日蓮曼荼羅の関係日蓮宗には「井桁に橘(いげたにたちばな)」とい...
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額「鶴宿千年松」の修理を終えて|伊賀市(三重県)

このたび、「鶴宿千年松」と書かれた額の修理をさせていただきました。「鶴宿千年松(つるは せんねんのまつに やどる)」——古くから日本や中国では、鶴は長寿の象徴とされてきました。さらに、鶴は一生同じつがいと添い遂げることから、夫婦円満の象徴で...
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【刀剣研磨事例】鳥取県日野町よりご依頼の「槍の短刀」研ぎ|刃紋を蘇らせる職人技

日本刀や槍などの武具の美しさは、単なる金属の光ではなく、その背後にある歴史と職人の技が支えています。今回は、鳥取県日野町のお客様より、少し珍しいご依頼をいただきました。それは、「加工された槍を短刀仕様にしたもの」の研磨です。槍の研磨は会社と...
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🎸懐古と革新のあいだで:ギターと美術の話

実は私、エレキギターを弾きます。演奏歴だけで言えば、もう30年くらいになるんですが、別に詳しいわけではありません。ギター談義になると「どのピックアップが~」とか「何年製のレスポールが~」とか出てくるけど、そういうのにはついていけません。でも...
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西国三十三ヶ所の表装を対幅でご依頼頂きました|丹波篠山市(兵庫県)

こんにちは、サンコー商事です。今回は、兵庫県丹波篠山市のお客様より「西国三十三ヶ所の納経軸」の表装をご依頼いただきました。しかも珍しい「対幅(ついふく)」でのご依頼です。「西国三十三ヶ所の巡礼に行きたいけれど、掛軸はすでに家にあるんだよなあ...
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法然上人二十五霊場の納経軸を表装させて頂きました|伊賀市(三重県)

三重県伊賀市のお客様より、法然上人二十五霊場の納経軸の表装をご依頼いただきました。お選びになられた裂地は「四丁雅」、税込価格192,500円の仕様です。糸数が多く丈夫で、裂地の光沢が美しい緞子となっており、浄土宗の方の金仏壇にもよく合います...
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四国八十八ヶ所の御影額装事例のご紹介|伊賀市(三重県)

四国八十八ヶ所の巡礼でいただける御影(おみえ)は、各寺院で納経帳や納経軸に納経をすると授与される貴重なものです。御影にはご本尊が描かれており、大変ありがたいものですが、巡礼者の方々の中には保存方法に悩まれている方も少なくありません。そこで、...
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法然上人二十五霊場の納経帳を屏風にお仕立てしました|伊賀市(三重県)

三重県伊賀市のお客様より、法然上人二十五霊場の納経帳を屏風にお仕立てするご依頼をいただきました。お客様にお話を伺うと、「掛軸は売るほどあるから……」とのことで、今回は屏風仕立てを選ばれたとのことでした。ご親族に掛軸好きな方がいらっしゃると、...
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西国三十三ヶ所表装事例|大津市(滋賀県)と西国霊場四番札所のご紹介

西国三十三ヶ所御朱印軸の表装事例(滋賀県大津市)滋賀県は大津市のお客様より、西国三十三ヶ所の朱印軸表装のご依頼をいただきました。表装の内容表装形式:緞子表装(落ち着いた色目と光沢のある裂地が特徴)仕立て方法:本仏表具仕立て(職人が機械を一切...
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牡丹孔雀図の掛軸修復事例|伊賀市(三重県)

1. 日本経済と決算の時期3月末は、多くの日本企業が決算を迎える時期です。サンコー商事も同様に、この時期は一年の締めくくりとして重要な節目となります。日本では年度末決算が一般的ですが、世界に目を向けると、経済の勢力図は大きく変わりつつありま...